ボクサーパンツ・ボクサーブリーフ・メンズアンダーウェア専門店のLoungers(ラウンジャーズ)

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海外のボクサーパンツ・レビュー

Last Update 2009-10-28

欧米のメンズ・アンダーウェア業界で、デザインのバリエーションが急速に増えて来たのは、2000年前後からです。
ファッションやライフスタイルにこだわりを持つ異性愛者の男性を指す「メトロセクシャル」という造語が、一般的になった時期です(後記:その後、2000年代後半になると、日本では「草食系男子」という呼称が登場しました)。
時を同じくして、アメリカや北欧などから、ブランドの帰属するカルチャーや発信するメッセージに意識的で、ブランド・アイデンティティを明確にした、メンズ・アンダーウェア・ブランドが立ち上がってきました。

日本においては、まだ、ほとんどのメーカーが従来のパラダイムに基づく商品を提供していて、そのような状況に追い付いていないと思われます。
日本には、洗練されたファッションと豊かなサブカルチャーの蓄積があります。
また、優れた縫製技術の伝統もあります。
こうした要素を反映させれば、世界市場で通用する商品ができるという気持ちが 、メンズアンダーウェア・ブランドLoungers (ラウンジャーズ)を立ち上げる一因となりました。

製品開発にあたっては、参考に数多くのアンダーウェア(ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ)を購入しました。
日本国内では見る機会の少ない製品も多いため、その一部についてご紹介します。

注:文中の「フラットシーマ」は、縫い合せ部分が膨らまさずに、平坦に縫製する工業用ミシンを指します。

> Pants to Poverty Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ

 

ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

このブランドは、日経ビジネスオンラインの「4人で16カ国に展開する下着メーカー」という記事を読んで知りました。
オーガニックコットン(農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花)を使用した、イギリス発のブランドです。
製品は、フェアトレード(生産委託者を搾取しない公正な取引)を遵守したインドの工場で製造されています。
児童労働を含めた強制労働を禁じ、現地の工場では、女性の地位が低いインドで、女性の地位保全のため、労働者の3分の1 約1000名の女性が雇用されています。

体を締め付けない、ゆったりとした穿き心地です。
サイズ感は、日本のブランドと比較すると大きめです。
縫製は、日本の基準からするとちょっと粗いかなとも思いますが、穿いてみる限り着用感には影響ないし、こういう割り切りも海外生産でコストダウンをはかるには必要かなと感じました。
むしろ、縫製の細かい仕様や仕上がりに拘る日本人(私も含め)の作るものが、オーバースペックなのかもしれません。
日本でも、正規販売代理店の運用する Web Leela SHOPから購入できます。
また、エコロジー系のイベントにも積極的に出店し、ブースでも販売されているようです。

 

スペック:
フェアトレードコットン95%、ライクラ(ポリウレタン)5%、前閉じ、インド製

> PL>Y iBoxer Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

この製品の特徴として、フロント左側にiPodを入れるポケット付いています。
また2枚買うと、iTunesミュージック・ストアの3曲のダウンロード権がオマケについてきます。
これはアメリカのiTunesミュージック・ストアからのダウンロードになるようです。

サイズ感はやや大きめで、トランクスに近いシルエットです。
裾口は切りっぱなしになっています。
縫製はフラットシーマを使用せず、縫目が起きています。
ゆったり目の作りなので、アタリはあまり問題にならないかもしれませんが。

PL>Y社のWebを見ると、やはりiPodと関連づけたアイディアが、このアンダーウェアのセール・スポイントとなっているようです。
アメリカのアンダーウェア・ブランド2(x)istでマーケティングを担当していたJeff Danzer氏とPL>Y社デザインチームにより企画された商品です。

スペック:
コットン100%、プリント生地、前開きボタンフライ、中国製

ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

> Paul Frank Turn it Up Boxer Brief Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

写真と同じグラフィックがプリントがされた商品は、廃番となっているようで現在はWebショップには掲載されていません。
同スタイルのボディ−で、プリント違いの商品は購入可能です。

この商品には、オマケにギターのピックが付いていました。
商品を納めた箱には、ギターを弾く若者のイラストと一緒にこんなコピーが書かれています。
「みんな僕がどれほどのミュージシャンか、ミュージシャンのグラフィックがプリントされた、ポール・フランクのボクサーブリーフを穿いているのを知るまで気付かないんだ。("people don't realize how much of a musician i am until they realize i'm wearing paul frank boxer briefs with musician graphics on 'em.")」

それってミュージシャンとしてどうかと思いますが、iBoxer同様、遊び心や洒落っ気を重視したメンズアンダーウェアは、欧米製に多いですね。

シルエットは、レングスが長めで、ワイズは狭く全体的にタイトな作りです。
着用時に覆われる部分が多く、安定した着用感があります。
ロングレングス・タイプの水着に似た着用感です。
比較的タイトな着用感が好きな方には、おススメです。
縫製は、アタリの少ないフラットシーマが採用されています。

スペック:
コットン96%、スパンデックス4%、前開きボタンフライ(ボタン2個留め)、中国製

ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

> nudie jeans underwear Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

デザイン性の高いアンダーウェアは、北欧製のものが多いのですが、このブランドの本社もスウェーデンです。

股上は深めで、ワイズは比較的余裕のある作りになっています。
足回り部分は、比較的タイトです。
上と下を絞った作りなので、着用時のシルエットは、やや提灯型になります。

生地は厚めで、ざっくりした肌触りです。
ジーンズメーカーなので、ジーンズの穿き心地を意識しているようです。
この辺は、好みの別れるところかもしれません。

縫製は、フラットシーマが採用されていません。
起きた縫目を、ボディーに縫付けることで寝かせて、アタリを少なくする処理がされています。

スペック:
コットン92%、エラスティン(ポリウレタン)8%、前開きスリット、ポルトガル製

> DT Underwear Loungersについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

スタイルは、ビキニタイプで、フロントは八の字型の前開きスリットの仕様になっています。
縫製には、フラットシーマが採用されていません。

バックにはグラフィックがプリントされています。
同じグラフィックの商品は、廃番になっているようですが、同スタイルのボディ−で、プリント違いの商品は購入可能です。
フロントの八の字型の前開きスリットが特徴のブランドです。

スペック:
コットン100%、前開きスリット、タイ製

> FRANK DANDY Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

製品開発時に、一番参考になったのがこのブランドでした。
レングスが長めで着用時に安定感があり、部屋着にも使える汎用性のあるデザインです。
立体裁断で、フロント部分にカップを形成しています。
着用感は、ややタイトな作りで、フィット感を重視しているようです。
シーズン毎にプリント・デザインを変更しています。

縫製は、フラットシーマが採用されていません。
起きた縫目を、ボディーに縫付けることで寝かせて、アタリを少なくする処理がされています。

スウェーデンで2002年に創業された比較的新しいブランドですが、現在では、本拠地のスカジナビアの他、ヨーロッパ・北米・アジアの13ヵ国で小売りがされているとのことです。
ファッション性を重視したカテゴリーのアンダーウェアでは、成長著しいブランドと言えるでしょう。

スペック:
コットン93%、エラスティン(ポリウレタン)7%、前閉じ、スウェーデン製

> Papi Black Cool Jersey Gym Short Loungersについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

幅広なウェストバンドとジム・ショーツにインスパイアされたというデザインが特徴です。
生地は光沢がある、サラサラした肌触りのものが使用されています。
吸水性はないでしょうけど、肌触りが良いです。

スタイルは、ジム・ショーツにインスパイアされたという説明通り、日本で言うところの運動用の短パンに近いです。
裾口は切りっぱなしで、ややゆったりした着用感です。
立体裁断で、フロント部分にカップを形成しています。

縫製は、フラットシーマが採用されています。
ちなみに、ブランド名のPapiとは、スペイン語で「神父」の意味とのこと。

購入者のレビューを読むと、びっくりするほど評判が良いです。
個人的には、もうちょっと着用感がタイトな方がいいと思いますが、概して大柄なアメリカ人にはこちらの方が着心地が良いのでしょう。

すべてのレビューで絶賛されているのですが、参考にひとつ紹介します。
この顧客満足度の高さは、見習いたいものです。

「ナイト・クラブに行く晩は、僕はいつも着るシャツとアンダーウェアを合わせないといけない。
それで、Papiのアンダーウェアはいつも出かける時にぴったりなんだ。
色違いで5枚持っているけど、ダンスする時にもいいし、それに寝る時に着るのには素晴しい穿き心地だ。
このブランドに関しては、なんの不満もないし、何でみんなこれを買わないのか分らないね。
僕はすごく気に入ってるから、みんなに買うことを勧めるし、どれだけ穿き心地がいいか感じて欲しい。("Every night that i go out to a night club, i always have to match my underwear with the shirt i wear. and the Papis underwear are always the right ones go out with. i own like 5 pairs different colors, feels good when dancing, and most of all feels awesome when i use them to sleep too.i havent found anything wrong with thisbrand, so i dont see why not buy them,, i love them and i recomend every guy to buy one and see how awesome it feels.")」

スペック:
ポリエステル90%、スパンデックス10%、前閉じ、生産地はクレジットがないため不明

> DIEDEL Boxer Loungersのボクサーパンツについての情報は、コチラ
ボクサーパンツ/ボクサーブリーフ

よく知られたイタリアのアパレル・ブランドのメンズ・アンダーウェアです。

立体裁断によりカップを形成した上で、前開きスリットというフィット感に優れた仕様になっています。
フラットシーマによる縫製です。

スタイルはボクサータイプですが、腿部分が少し切れ上ったパターンになっています。

サイズ感はインポートなので、やや大きめです。 日本の規格より、少なくともワンサイズは大きく感じます。

製造元のタグもDIESEL社になっているので、ライセンス商品ではないと思われます。
立体裁断による前開きスリットの仕様や縫製の品質、自社開発のパターン等、トータル・バランスに優れた、良くできた商品だと思います。

スペック:
コットン90%、エラスティン(ポリウレタン)10%、前開きスリット、スリランカ製